AE2解説第3回。今回はAE2をやるなら必ず理解しておかなければいけない「チャンネル」というものについて解説します。
なんか難しそう・・・
今回はチャンネルの基礎を出来るだけ噛み砕いて、わかりやすく解説していきます。身構える必要はないので安心してください。
チャンネルとは
AE2のチャンネルを一言でまとめるなら「ME機器を繋げるときに必要なモノ」です。
そして、使うことのできるチャンネル数はどこで決まるのかというと、使うケーブルによって決まります。
AE2のケーブルは何チャンネル使えるかが決められている

AE2には大きく分けて3種類のケーブルがあります。(スマートケーブルはあとで解説)
- グラスケーブル
- カバードケーブル
- デンスケーブル
実はAE2のケーブルには無尽蔵に機器を繋げられるわけではありません。
チャンネルの上限はグラスケーブルとカバードケーブルが8、デンスケーブルが32です。つまり、グラスケーブルを使っているときにME機器を9個以上繋げると、認識されなくなってしまうということです。


ネットワークをまとめてくれるMEコントローラー

前回もエネルギー変換機として登場したMEコントローラーですが、チャンネルの管理においてはとても重要な役割があります。
たとえば下の画像。ネットワークAとネットワークBは、それぞれグラスケーブルで配線されており、8チャンネルずつ使用しています。

これをこのままグラスケーブルで繋いでしまうと・・・

グラスケーブルの上限である8チャンネルを超えてしまうので、動かなくなってしまいます。

そんな時にはMEコントローラーを使用しましょう。MEコントローラーには「違うネットワークを1つにまとめる」という機能が備わっています。

こんな感じに接続すれば、この2つのネットワークをまとめて管理できるようになります。
AE2ケーブルの上手な繋ぎ方
さて、先ほどチャンネルの上限はグラスケーブルとカバードケーブルが8、デンスケーブルが32と言いました。
そこで
じゃあ全部デンスケーブルで配線すればいいの?
と思った方もいるでしょう。
もちろんそれでもいいんですが、難しい場合が多いです。というのも、デンスケーブルのコストが重いから。1個作るのにグラスケーブル4個・羊毛が4個必要になります。
こんなに高コストなものを張り巡らせていたら、資材があっという間になくなってしまいます。
じゃあどうすればいいのか。
「幹としてデンスケーブルを配線して、グラスケーブルを枝分かれさせる」のがベストです。
画像で出すとこんな感じ。

MEコントローラーからデンスケーブルが伸びており、そこからグラスケーブルが伸びているのがわかると思います。これなら必要な資材を最低限にしながら、最大限の効果を得られます。
色分けしてもっと上手に繋ぐ
MEコントローラー周りにケーブルを張り巡らせていくと「繋ぎたくないところで繋がってしまった」なんてことが起こります。
そんな時にはケーブルに色をつけてみましょう。
AE2のケーブルには
- 無色のケーブルは全色に繋がる
- 違う色のケーブルには繋がらない
といった特徴があります。

配線がごちゃごちゃしてきた場合には、色を分けてスッキリさせましょう。
チャンネル数が視覚的にわかる「スマートケーブル」

AE2では今使っているチャンネル数をより分かりやすくするための「スマートケーブル」というアイテムがあります。
スマートケーブルの種類は2つ。細いケーブルは8チャンネル、太いケーブルは32チャンネルが上限です。
スマートケーブルはそのケーブルに通っているチャンネル数に合わせて、ケーブル上に線が表示されます。チャンネル数を視覚的に確認することができるのでとても便利。
こんな感じで、薄い線が4本引かれて、そのあとに濃い線が4本引かれます。

左のほうを拡大した画像。見えにくいけどちゃんと薄い線が引かれています。

ただし普通のケーブルよりもコストがかかるので、資材に余裕ができる中盤以降かクリエイティブでの検証で使うことが多いです。
チャンネル数をもっと増やす
MEコントローラーの各面にデンスケーブルを繋げたとしても、すぐに埋まってしまう場合がほとんどです。
チャンネル数を増やすことのできる方法は主に2つ。
- MEコントローラーを増設する
- P2Pトンネルを活用する
P2Pトンネルはいったんスルーします。今回はMEコントローラーを増設してチャンネル数を増やす方法を解説していきます。
MEコントローラーのマルチブロック化

チャンネル数を増やしたいときに一番簡単なのが「MEコントローラーを増設する」ことです。
MEコントローラーを増設する時にはいくつかのルールがあります。
- 最大サイズは7×7×7の正方形
- 各MEコントローラーの上下左右・または上下前後の全てを埋めてはいけない
- MEコントローラー(のマルチブロック)はネットワークに1つまで
このルール、覚える必要はありませんが頭の片隅にでも入れておくと、トラブルが起きにくいです。
難しいことは置いておいて、序盤ならとりあえず縦か横に伸ばしていけばOK。7ブロックを超えるようなら、下の画像を参考に増設していってください。

今回はAE2で非常に重要な概念である「チャンネル」について解説しました。
次回はいよいよAE2の醍醐味ともいえる「自動クラフト・自動加工」のやり方を解説していきます。
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