AE2解説、第5回です。
今回解説するのはいろんなものをAE2ネットワークを通して送受信することのできる「P2Pトンネル」です。
難しそうに感じるかもしれませんが、順序立てて理解していけばそんなに難しくありません。
P2Pとは
P2Pは「AE2ネットワークを使って、いろんなものを送受信しちゃおう」といったアイテムです。
- レッドストーン信号
- 液体
- 各エネルギー
- アイテム
- 光
- チャンネル
これらのものをAE2のケーブルで送受信できるようになります。
P2Pをイメージで表すと「箱で梱包して送る」といった感じでしょうか。送る箱1つにつき1チャンネルを使います。

P2Pに必要なアイテム

P2Pを組み立てるためには
- P2Pトンネル
- メモリーカード
の2つが必要になります。
メモリーカードは1つあれば問題ないですが、P2Pトンネルはペアごとに2つ必要になるので注意しましょう。
P2Pトンネルのタイプ変更
P2Pトンネルは送るものに合わせてタイプを変更する必要があります。
タイプの変更は特定のアイテムを持ってP2Pトンネルに右クリック。例えばRS信号を送信側したいならレッドストーンパウダーやレッドストーンブロックで変更できます。
各タイプや変更に必要なアイテムは下記のページを参照してください。
P2Pでレッドストーン信号を送受信してみる
P2Pの解説記事を読んでみると、ほとんどがいきなりチャンネルの送受信をしています。ですが、チャンネルの送受信はちょっと特殊なのでぶっちゃけ分かりにくい。
ということで、まずは簡単なレッドストーン信号を送受信してみましょう。今回はレバーの信号をレッドストーンランプに送ってみます。
まずはP2Pトンネルの設置。今回はRS信号を送信側するので、P2Pトンネルのタイプをレッドストーンパウダーで変更しておきます。
ちなみにP2Pトンネル(というかパネル系のアイテムは全部)はデンスケーブルには繋がりません。8チャンネルのケーブルを使いましょう。


レバーとレッドストーンランプもP2Pトンネルの前に設置します。
次にメモリーカードを使って、この2つのP2Pトンネルをリンクさせます。
まずはメモリーカードを手に持った状態で、送信側のP2PトンネルをShift+右クリック。

次に受信側のP2Pトンネルに向かって右クリック。

上手くリンクさせることができればP2Pトンネルの裏に4色の色が付きます。送信側・受信側で色が同じかも確認しておいてください。
これでRS信号を送受信できるようになりました。
レバーのスイッチをいれて、レッドストーンランプが光れば無事成功です。

P2Pでチャンネルを送受信してみる
では次に、P2Pを使ってチャンネルを送受信してみます。
P2Pを使ってチャンネルをやりとりするメリットはケーブルのコストを抑えられること。通常ならデンスケーブルを使って配線しなければいけない場所でも、一時的にチャンネル数を圧縮することでグラスケーブルで配線できるようになります。
図に表すとこんな感じ。

通常であればそれぞれをデンスケーブルで繋がないといけないことを考えると、かなりのコスト節約になることが分かると思います。
今回は上の図を参考に、32×2の計64チャンネルを、スマートケーブル1本で配線してみましょう。
とりあえず繋いでみる
まずは分かりやすいように上記のRS信号での繋ぎ方を参考に繋いでみます。
ぶっちゃけこの繋ぎ方はMEコントローラーの面を多く使うので非効率。ですが分かりやすいのでまずはこっちを紹介します。
全体図はこんな感じ。

機械側

スマートケーブルを枝分かれさせてP2Pトンネルをつけています。
その先に32チャンネル分の機械(今回はMEターミナル)を設置。
MEコントローラー側

チャンネルを受け取る用のP2Pトンネルを設置。チャンネルの送信先はMEコントローラーなので、そのままMEコントローラーへと繋ぎます。
MEコントローラーにP2Pトンネルをそのまま張り付けてもOK。今回はチャンネル数の確認のためにスマートデンスケーブルをかませています。
各P2Pの接続
赤は赤、青は青でP2Pトンネルを接続します。接続の仕方はRS信号の時と同じなので割愛。
上手くいっていれば伸ばしたスマートケーブルに2チャンネル、各色のデンスケーブルに32チャンネルずつ届いているはずです。


MEコントローラーの節約
上記の方法だとMEコントローラーを余分に消費してしまいます。
というわけでそれを解消した繋ぎ方がこちら。

大きく変わったのは、機械から繋がっているスマートケーブルにP2Pトンネルが直接繋がっている点と、緑のケーブルが繋がっている点。
緑のケーブルは、4つのP2PトンネルをMEネットワークに認識させる役割を担っています。
イメージとしては
- 機械側から送られてきた2チャンネル(2箱)が緑のケーブルを通ってMEコントローラーに
- そのまま緑のケーブルに戻って赤と青のP2Pトンネルに(さらに2チャンネル消費)
- 各P2Pトンネルで開封されて32チャンネルに戻る
こんな感じでしょう。
この繋ぎ方ならMEコントローラーの消費を最小限に抑えることができます。
今回はAE2の難関「P2P」について解説しました。正直分かりやすく書けたかは分かりませんが、少しでも今回の記事で理解できたという方がいれば嬉しいです。
次回はMEネットワークを無線で繋ぐ方法を解説していきます。
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