マインクラフトの工業化Modと言えばいろんなアイテムを自動で加工する工場のような設備を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
鉱石などのアイテムが自動で搬入され、適切な形に処理されて搬出されていく・・・工業化Modを主とした動画を見たことのある方ならば一度は自分で作ってみたいですよね。
今回はそんな自動設備を作るのに使われることの多いMod「Applied Energistics 2」を紹介します。
配布先
Applied Energistics 2
前提Mod
Mod紹介
Applied Energistics 2(以下AE2)はアイテムをデータ化して一括管理ができるModです。大量のアイテムをコンパクトに収納することができるので管理が非常に楽になります。
アイテムを保管できる量はストレージセルの容量で決まります。容量が足りなくなったらその都度、ストレージセルをアップグレードしていかなくてはいけません。
大容量倉庫としても非常に便利なModですが、このModの本領は自動クラフトにあります。
レシピを登録したアイテムは自動クラフトが可能になり、材料さえ揃っていればボタン1つでアイテムの作成が可能になります。
そしてかまどなどの加工機械への搬入出ができるのも大きな魅力。木炭を作るレシピを事前に登録しておけば、自動でかまどに搬入して、加工が終われば自動で搬出してくれるという訳です。
全体的に見て、難易度はかなり高め。初心者の方は焦らずに一歩一歩慣れていく必要があります。
チュートリアル
AE2を今から始めるという方は、どうやって進めればいいのか分からないと思います。またAE2は新しい情報が少なく「古い情報を頼りに進めたら今は違っていた」なんてことも。
ここからはAE2をどうやって進めていくのか、その簡単なチュートリアルを書いていきます。
ケルタスクォーツを採掘してチャージドケルタスクォーツを作成
まずは地下に潜ってケルタスクォーツを採掘しましょう。鉱石からはケルタスクォーツの粉と低確率でケルタスクォーツが手に入ります。
ケルタスクォーツが手に入らなくても問題ありません。時間はかかりますが、粉と砂をクラフトしたもの水の中で成長させれば入手できます。
粉とクォーツが入手出来たらチャジャーと火力発電機を作成します。この2つはチャージドケルタスクォーツを作成するのに必要です。
作ったら火力発電機の上にチャージャーを設置。発電機に燃料を入れてケルタスクォーツをセットします。
しばらく待てばチャージドケルタスクォーツに変化します。
隕石コンパスを使って金型を集める
作ったチャージドケルタスクォーツは隕石コンパスに使いましょう。
隕石コンパスは今後必要になる「金型」を集めるのに欠かせないアイテム。隕石コンパスが作れたらさっそく隕石探しの旅に出かけましょう。
隕石は地上に露出している場合もあれば、埋まっている場合もあります。もしコンパスが反応しているのに隕石が見当たらなかった場合には、そのチャンクを数マス掘り下げてみましょう。
隕石はスカイストーンなどで構成されており、中にはスカイストーンチェストが埋まっています。チェストの周りはフルーシュブロック(紫色のブロック)で囲まれているので見つけやすいです。また、フルーシュブロックは今後たくさん使うので必ず全部回収してください。
スカイストーンも後々使います。2スタックぐらい回収しておくと良いでしょう。
集める必要のある金型は4種類。被る可能性もありますが根気強く探してください。
各種機械を作成
まずは刻印機を作成。これと集めた金型を組み合わせて素材を作れます。シリコンはたくさん要求されるので多めに作っておくと◎
チャージャーの時に使った火力発電機に加えて
- MEケーブル
- MEドライブ
- MEアイテムストレージセル
- MEターミナル
これだけのアイテムを作ればとりあえず倉庫として動かすことができます。
まだまだ不便ではありますがとりあえずはAE2の第一歩といったところでしょうか。ここからさらに機械を増やし、発展させていってください。
自動クラフトのチュートリアル
AE2の醍醐味はやはり自動クラフト。せっかく遊ぶのなら自動クラフトは是非ともやってみて欲しいです。
ここでは自動クラフトの初歩的なものとして
- 原木を木材にクラフト
- かまどで原木を木炭に加工
この2つのやり方を解説していきます。
原木を木材にクラフトする
まずは作業台を使うようなクラフトを自動でできるようにしてみましょう。
必要なアイテムはこの5つ。
- MEパターンエンコーディングターミナル
- ブランクパターン
- MEパターンプロバイダー
- 分子組立機
- クラフティングストレージ
作ったらこんな感じに並べます。
分子組立機とMEパターンプロバイダーは必ず隣接させてください。
作ったらMEパターンエンコーディングターミナルを開いてブランクパターンをセット。登録したいレシピを入力して右側の矢印を押します。
できたクラフトパターンはMEパターンプロバイダーにセットしてください。
これで準備完了です。ターミナルを開くと木材が表示されており「クラフト」と出ていると思います。
実際に1スタックほどクラフトしてみましょう。
無事にクラフトできました。
かまどで原木を木炭に加工
作業台を使わない、かまどなどを使った加工は少し特殊です。
まずはブランクパターンにレシピを登録します。
MEパターンエンコーディングターミナルの作業台マークをクリックするとかまどに変化します。作業台を使わないアイテムの加工では基本的にこちらを使うと覚えておいてください。
原木を左のスロットに、完成品である木炭を右のスロットに設置して登録します。
次にかまどなどの設置。かまどの上にMEパターンプロバイダーをクラフトしたものを、下にMEインポートバスを貼り付けます。
MEパターンプロバイダーには先ほど作った木炭レシピを入れておきます。また、かまどにはあらかじめ燃料を入れておいてください。
ターミナルを開いて実際にクラフトしてみましょう。無事に木炭が出来上がれば成功です。
おまけ:燃料も自動化してみよう
さて、上記の自動加工を試した方の中には
燃料は手動かい!
と思った方もいるでしょう。
というわけで燃料も自動化してみます。と言ってもひと手間加えるだけ。
かまどの横面にME出力バスを取り付けて燃料を設定しておくだけ。これで自動的に指定した燃料が搬入され続けます。
「原木8個と木炭1個を一緒に搬入したい」みたいな場合にはAE2単体では難しいです。
一回チェストで受け取ってMekanismの物流ソーター仕分けする、みたいな方法が楽だと思います。