Productive Beesはミツバチから様々な資源を得ることができるMODです。
鉄や火薬といった基本的な鉱石・モンスターのドロップアイテムが自動で手に入るようになるので、放置で資源が手に入る施設を作るのが好きな方におすすめ。
他にも資源が手に入るMODはありますが、Productive Beesは作業量と手に入る資源の量のバランスが良いMODです。
自動化はしたいけどバランスをあまり崩したくない。そんな方は是非導入してみてください。
MOD名 | Productive Bees |
対応MODLoader | Forge,NeoForge |
配布先 | https://www.curseforge.com/minecraft/mc-mods/productivebees |
前提MOD | なし |
対応バージョン | 1.15.2~1.21.1 |
まずはAdvanced Beehiveを作ろう


Productive Beesを始めたら、まずはAdvanced Beehiveの作成を目指しましょう。Advanced Beehiveを作るにはバニラの養蜂箱が必要になるので、ハニカムをいくつか集める必要があります。


Advanced Beehiveはバニラの養蜂箱の強化版。右クリックでGUIを開くことができます。


①:中に入っているミツバチが表示される部分です。ミツバチにカーソルを合わせてShiftを押すとミツバチのステータスを見ることができます。
②:このスロットにガラス瓶を入れておくとゲージが溜まった時に自動でハチミツ・ハニカムを回収してくれます。空にしておいてもそのミツバチ独自のハニカムは収穫できるので、ハチミツとハニカムが不要な場合には空にしておきましょう。
③:ミツバチの収穫物が入るスロット。ここが一杯になると自動で収集してくれなくなるのでこまめに回収しましょう。
Expansion BoxでAdvanced Beehiveを拡張


Advanced BeehiveにExpansion Boxをつなげると、Advanced Beehiveを拡張することができます。ミツバチを5匹まで入れられるようになる他、右側にアップグレードを取り付けるスロットが追加されます。
ミツバチの生産量を増やすためにはアップグレードが必須なので、Advanced BeehiveとExpansion Boxはセットで作るようにしましょう。
ちなみにExpansion Boxを設置する場所は6面のどこでも大丈夫です。
新しいミツバチを手に入れる


Productive Beesで追加されたミツバチは、以下の方法で手に入れることができます。
- 自然にスポーンしたミツバチを捕まえる
- ハチの巣を作成して呼び寄せる
- ミツバチを交配させる
- ミツバチにアイテムを与えて変異させる
MOD環境によっては特殊な方法で手に入れるミツバチも存在しますが、基本はこの4つになります。



他MODと併用すると特殊な方法が用意されていることもあります。
各ミツバチの入手方法は、レシピMODのRキーを使って調べることができます。目標のミツバチのレシピを調べ、そのミツバチに必要なミツバチはメモしておくと良いでしょう。


自然にスポーンしたミツバチを捕まえる


自然にスポーンしたミツバチは花を使っておびき寄せたり、Bee Cageを使って捕まえましょう。
Bee Cageは使い捨てのアイテムですが、ミツバチを自由に移動させることができる優れもの。Shiftを押せばBee Cageの中にいるミツバチの情報を調べることもできます。





ちなみにTypeがSolitaryのハチは単独性で、Advanced Beehiveに住み着きません。
Bee Cageは村人と取引をすることで、Sturdy Bee Cageに変えることができます。Sturdy Bee Cageは何回使っても消えることが無くなるため、村を見つけたらいくつか交換しておくと良いでしょう。


ハチの巣を作成して呼び寄せる


各種ブロックと木の剣をクラフトすると、そのブロックのハチの巣を作ることができます。ミツバチによって必要なハチの巣が変わるため、レシピMODを使って調べておきましょう。
ハチの巣にHoney Treatを使うとミツバチをおびき寄せることができます。複数回使うとミツバチが来るまでの時間を短縮できるので、時間をかけたくない場合は多めに持っておくといいですね。





ハチの巣は自然に生成されている場合もあります。
ミツバチを交配させる


特定のミツバチ同士を交配させることで、新しい種類のミツバチを誕生させることができます。どの組み合わせでどのミツバチが生まれるかはレシピMODを参照してください。
また、同じ組み合わせでも複数の種類のミツバチが生まれる場合もあります。その場合、どの種類が生まれるかはランダムで決まります。
ミツバチにアイテムを与えて変異させる


一部のミツバチはアイテムを与えて変異させることができます。
例えばDiamond Beeにネザライトブロックを与えることで、Ancient Beeに変異します。どのミツバチが変異するかはレシピMODを参考にしましょう。
ミツバチの使い道の調べ方
新しいミツバチを手に入れたら、レシピMODでそのミツバチを探し、Uキーで使用用途を調べてみましょう。
レシピMODには、そのミツバチから手に入るアイテムや


ミツバチが仕事をするために必要なブロック


そのミツバチを必要とする交配のリストが書かれています。


初見だと「このミツバチは何をしてくれるんだろう?」みたいなミツバチも結構いるので、Uキーで調べられることを覚えておくと便利です。



手に入るアイテムが書いていないミツバチは、主に交配にのみ使うミツバチです。
各種機械
Productive Beesにはアイテムの加工・作業の自動化ができる機械ブロックが用意されています。Productive Beesを遊ぶ上では欠かせないブロックばかりなので、しっかり押さえておきましょう。
Centrifuge


ミツバチたちから手に入れたハニカムを加工するために必要なブロック。
- Centrifuge
- Powered Centrifuge
- Heated Centrifuge
の3つが用意されています。
Powered Centrifuge・Heated Centrifugeの2つにはエネルギーが必要になります。
Honey Generator


ハチミツからエネルギーを生み出す発電機です。
- ハチミツ入りの瓶
- ハチミツブロック
- Honey Bucket
の3つが発電に使えます。発電効率はどれも変わらないので、基本的にハチミツブロックを使うことになりそうです。
発電量はハチミツブロック1つで30kFE。各種ハニカムの加工でもハチミツが手に入るので、ミツバチの数が増えてきたら使ってみましょう。
Bottler


液体を瓶に詰めることができる機械です。ハチミツの他にも水・牛乳も瓶詰めできます。
主にハチミツの瓶詰めとHoney Treatの作成の自動化に使うことになりそう。
また、後述する遺伝子を手に入れるときにも必要になります。
Catcher


周辺にいるハチを捕まえて、Bee Cageに入れてくれる機械です。デフォルトでは範囲がとても狭いので後述するアップグレードで範囲を増やして使いましょう。
BaBee Incubator


子供のミツバチを大人へと成長させることができる機械です。稼働にはエネルギーとHoney Treat20個が必要になります。
また、特定のミツバチのスポーンエッグを作る際にも使います。詳しくは後述。
Breeding Chamber


ミツバチを交配させることができるブロックです。
中にBee Cageに入れたミツバチと交配に必要なアイテムを入れることで、自動で交配を進めてくれます。


普通にアイテムを与えるよりも時間はかかりますが、交配の時間待ちに引っかからないのが便利。進行スピードはかなり遅いので、スピードアップグレードを取り付けたいです。
交配の結果が複数いる組み合わせの場合、Bee Cageを置きなおすことで結果を厳選できます。
Gene Indexer


レッドストーン入力を与えると遺伝子サンプルを自動で合成してくれる機械です。
序盤は使いませんが、ミツバチのトレーニング・遺伝子の抽出をするようになると必須になります。
アップグレード
アップグレードはAdvanced Beehiveや各種機械に取り付けることができるアイテムです。いろいろなアップグレードがあり、取り付けたアップグレードによって強化される項目が変わります。
Productivity


Advanced Beehiveの生産性を上げることができるアップグレード。
- Alpha
- Beta
- Gamma
- Omega
の4種類があり、下に行くほどより強力になります。
生産物を増やしたいなら取り付けるのは必須ですが、強力なものほどコストが重いです。Omegaに至っては1つ作るのに海洋の心が4つ要求されます。
とりあえずはBeta辺りの量産を目指すと良いでしょう。



コストは全体的に重めです。Betaでもネザースターが2個要求されます。
Speed


Advanced Beehiveに付けるとミツバチが巣の中に滞在する時間が15%減少します。Productivityとはお好みで。
機械に取り付けると必要な時間を15%短縮してくれます。
上位版のSpeederもあり、こちらは機械の必要な時間を30%短縮。効果は加算されるのでSpeeder3つとSpeed1つで待ち時間なしで機械が使えるようになります。
Range・Filter


RangeはCatcherの範囲を広げるために、Filterはミツバチや生成物のフィルター設定をしたいときに使います。
Filterアップグレードは、任意のミツバチを右クリックで登録が行えます。一つのFilterアップグレードに複数のミツバチを登録することも可能です。


登録を削除したい場合には、Filterアップグレード単体でクラフトしましょう。
Simulator


ミツバチの「巣の外に出て採取→巣に戻る」という工程をスキップすることができるアップグレードです。
これを取り付けるとミツバチが外に出てこない状態でアイテムを生成できるようになります。
Simulatorアップグレードが機能するためにはAdvanced Beehiveの前にミツバチが採取するためのブロックを設置しておくか、Food Slabにアイテムを入れておく必要があります。
BaBee・AdultBee


Filterアップグレードと似たような機能を持つアップグレードで、BaBeeは子供のミツバチ、AdultBeeは大人のミツバチのみが対象になります。
また、BaBeeアップグレードをAdvanced Beehiveに取り付けると、一部のミツバチは子供ミツバチが生まれるようになります。
Pokey pokey gene sampler


Advanced Beehiveに取り付けると中にいるミツバチから遺伝子サンプルをゆっくりと抽出してくれるアップグレードです。
放置で遺伝子サンプルを手に入れることができるので、他の作業をしながら遺伝子サンプルを集めたいときに使いましょう。
複数取り付けるとその分手に入る遺伝子サンプルの量が増えます。アップグレードを4つ取り付けて遺伝子サンプル専用にしてしまうのも良さそうですね。
Anti-Teleportation


Ender Beeのテレポートを防ぐことができるアップグレードです。
Ender Beeを飼うときには必須ですがそれ以外では使いません。
Block


ミツバチが生産するハニカムがブロックになります。作成に色々なアイテムが要求されますが非常に強力なアップグレードです。
ProductivityのOmegaを作るための素材としても要求されます。OmegaにはBlockアップグレードと同じ効果が付いているので、遠慮なく素材にしてしまいましょう。
ミツバチのトレーニング
ミツバチにはステータスが設定されています。ステータスの詳細は以下の通り。
- Productivity:生産性。高いほどアイテムの生産量が増える。最高はVery High。
- Weather Tolerance:対候性。Rainにしておくと雨が降っても働いてくれる。
- Behavior:活動する時間帯。最高はMetaturalで昼夜問わず働いてくれる。
- Endurance:耐久力。上がるとハチの最大体力が上がる。最高はStrong。
- Temper:ハチの気性。Hostileだとプレイヤーに敵対する。
ステータスは情報表示系のMODやBeeCage、Advanced Beehiveに入った状態の時に確認できます。


ミツバチのトレーニング


ミツバチは外にリードで繋いでおくことでトレーニングさせ、ステータスを強化することができます。
重要なのはBehaviorの項目で、これがMetaturalになるまでトレーニングさせましょう。時間経過と共にDiurnalからNocturnal→Metaturnalと変化していきます。
ただし変化のたびにミツバチがダメージを受けるので、ポーションやHoney Treatを与えて回復させる必要があります。
ProductivityはKamikaz Beeを捕まえればOK


Productivityの最高値はVery Highですが、この値はKamikaz Beeしか持っていません。
Kamikaz BeeはBeeNest Helmetを装備した状態でダメージを受けることでスポーンするので、Catcherを使って捕まえましょう。



スポーンしたKamikaz Beeは敵に特攻して死んでしまいます。
その前にRangeアップグレードを積んだCatcherで捕獲しましょう!
捕まえたKamikaz Beeからこの後紹介する方法で遺伝子サンプルを手に入れ、他のミツバチのProductivityを強化できます。


遺伝子サンプルを使ってミツバチを強化
拠点にいるすべてのミツバチをトレーニングさせるのは非常に時間がかかり面倒です。
そんな時は優秀なミツバチから遺伝子サンプルを手に入れ、それを使って他のミツバチを強化してみましょう。
まずは遺伝子サンプルを手に入れる


ガラス瓶をセットした状態のBottlerの上に1ブロック空けてピストンを置き、ミツバチをピストンで潰すことでミツバチから遺伝子の情報が詰まったボトルを手に入れることができます。潰されたミツバチは死んでしまうので注意しましょう。



事前にミツバチを繁殖させて、高い能力を持ったミツバチを増やしておきましょう。
手に入れたボトルをCentrifugeで加工することでそのミツバチが持っていた遺伝子サンプルが手に入ります。


また、Pokey pokey gene samplerアップグレードを使うことでも遺伝子サンプルが手に入ります。こちらの方法はミツバチが犠牲になることはありませんが、抽出が非常に遅く、遺伝子サンプルの%も低いです。
放置重視ならPokey pokey gene samplerを、効率を考えるならBottlerを使いましょう。
遺伝子を他のミツバチに移す


遺伝子サンプルには%が表記されており、%が高いほど遺伝子を改変できる確率が高まります。同じ遺伝子サンプル同士をクラフトすると%を高めることができるので、なるべく100%に近い遺伝子サンプルを準備しましょう。



上で紹介したGene Indexerを使えば自動で合成を行ってくれます。
遺伝子サンプルはHoney Treatとクラフトして


ミツバチに与えることで遺伝子を移すことができます。




Typeの遺伝子サンプルはスポーンエッグのクラフトに使う


Typeの遺伝子サンプルを使うと特定のミツバチのスポーンエッグを作ることができます。まずは同種のミツバチからTypeの遺伝子サンプルを集めて、数値を100%にしておきましょう。
次にTypeの遺伝子サンプルとHoney Treatをクラフトして


BaBee Incubatorに卵と一緒に入れれば、そのミツバチのスポーンエッグになります。


Productive Bees単体の環境だと、スポーンエッグを作るよりも繁殖させた方が早いですが、特定のMODを入れていると、スポーンエッグから加工しないと手に入らないミツバチがいることがあります。
MODパックを遊ぶときなどに備えて、スポーンエッグの作り方も覚えておきましょう。