Tinkers Constructは自由なツール制作が楽しめるMODです。色々な素材から部品を作り、それらのパーツを組み合わせて自分好みのツールを作りましょう。
例えばツルハシなら採掘速度に特化させたり、修理のしやすさを上げて取り回しを良くしたりなど、色々な性能のツルハシが作れます。

範囲採掘ができる鉱脈ハンマーなど、新しいツールもたくさん追加されます。
MOD名 | Tinkers Construct |
対応MODLoader | Forge・NeoForge |
配布先 | https://www.curseforge.com/minecraft/mc-mods/tinkers-construct |
前提MOD | Mantle |
対応バージョン | 1.6.2~1.20.1 |
ティンカー台でツールを作る
Tinkers Constructのツールは新しい作業台、ティンカー台で作ることができます。
まずはティンカー台で簡単なツールを作り、MODに慣れていきましょう。
部品作成台でパーツを作る


ツールを作るためには、まずは部品作成台を使って各パーツを作る必要があります。
作るには木材と棒から作れるパターンが必要です。パターンは部品を作るためにも必要になるので、多めに作っておきましょう。


左側にパターンを、右側に素材を入れて、作りたいパーツを選択するとパーツを作ることができます。
作成されるパーツの情報は右側に表示されるので、これで問題がないかも確認しておきましょう。
各ステータスの下にはストーンバウンドⅠと表示されていますが、これは素材に付与されている効果です。(ストーンバウンドは耐久値が下がると採掘速度が上がる効果)
各素材には固有の効果が付いているため、これらの効果を組み合わせることで色々な性能のツールを作ることができます。



同じツールを組み合わせるとストーンバウンドⅠ→Ⅱのように効果が強くなっていきます。
また、部品作成台で使うことのできる素材の情報は、パターンと本を組み合わせて作れる説明書に載っています。まとめて確認したい場合にはこちらを見てみましょう。


ティンカー台でパーツを組み合わせる


部品作成台で作ったパーツはティンカー台で組み合わせることができます。部品作成台と繋げておくとタブが表示され簡単にアクセスできるようになるので、隣に置いておきましょう。


左側で作りたいツールを選ぶとそのツールの作成画面が表示されます。ここに作ったパーツを置いて、ツールを作りましょう。
ツールの基本性能は右側に表示されます。改造の部分にはツールが元から持っている効果、素材の固有効果がまとめられているので、念のため確認しておくと良いでしょう。
ティンカー金床


ティンカー金床はティンカー台の上位版にあたる作業台です。ティンカー台では作ることができなかった大型ツールが作れるようになり、より強力なアップグレードも行えるようになります。
ティンカー金床の作成には合金のブロックが3つ必要です。(合金の作り方は後述)
どの合金でも作れますが、アメジスト青銅ブロック・ローズゴールドブロックの2つが作成しやすいのでおすすめ。
基本的な使い方はティンカー台と変わりません。
ツールの改造
Tinkers Constructのツールはティンカー台やティンカー金床で改造を施し、性能を強化することができます。
改造の種類は
- アップグレード
- スロット不要の改造
- アビリティ
の3種類があります。
各改造にどのようなものがあるかはゲーム内の説明書、レシピMODで確認ができます。たくさんの改造が施せるので、暇があれば一通り見ておきましょう。
アップグレード
アップグレードスロットを消費する改造です。小型のツールは3つ、大型のツールは2つのアップグレードスロットを持っています。


アップグレードには強力なものが多く、例えばダイヤモンドのアップグレードを行えばツールの採掘ランクがダイヤモンドにまで引き上げられ、耐久値も強化されます。
また、アップグレードスロットは右側の表示で確認できます。
今回は小型ツールなのでアップグレードスロットは3つ。ダイヤモンドのアップグレードを施したので右側の画面ではアップグレードスロットが2つに減っています。


スロット不要の改造
スロット不要の改造はアイテムを消費するだけで行える改造です。アップグレードのようにスロットは必要がありませんが、効果が小さいものや装飾としての効果しかないものが多いです。
また、スロット不要の改造にはアップグレードスロット・アビリティスロットを増やすことができるものが用意されています。
よりツールを強力にすることができるので、行える改造があれば積極的に行いましょう。


アビリティ
アビリティはアビリティスロットを消費して行える改造です。アビリティスロットはデフォルトで1つしかなく、最大で3つまでしか増やすことができませんが、その分強力な効果のものが多いです。


スロットのアイコンがそれぞれ違いますが特に意味はなく、適当に並べても大丈夫です。
また、アップグレードスロットと同様にアビリティスロットも右側の表示で確認できます。今回はラッキーのアビリティアップグレードを行ったので、アビリティスロットが1から0になっています。




溶融器と乾式製錬炉
先ほど紹介した部品作成台では金属のパーツを作ることができません。
金属のパーツを作るには、溶融器を使って金属を溶かし、型に流し込んで固める必要があります。
溶融器で金属を溶かす
溶融器を使うためには、溶融器本体と発熱器、醸造台、蛇口の4つが必要です。
材料にはグラウトを焼いた焼成レンガが要求されるので、いくつか準備しておきましょう。グラウトは粘土と砂、砂利から作ることができます。


アイテムが準備できたら下に発熱器を、上に溶融器を置いて、発熱器の中に燃料を入れましょう。その後、溶融器の中にアイテムを入れることで溶かして液状にすることができます。



原石を溶かすと1インゴットとナゲット3つ分になります。少しお得なので溶融器は早めに作りたいですね。


溶融器で溶かした金属は、蛇口から搬出することができます。蛇口の下には鋳造台を置いて、その上に砂型をセットし、金属を流し込みましょう。
しばらくすると金属が冷え、取り出せるようになります。


金型の作成
先ほど使った砂型は消耗品で、一度使うと無くなってしまいます。それだと砂がもったいないので、繰り返し使える金属の金型を作りましょう。
金属の金型は、作りたい金型のパーツを置き、そこに溶かした金を流し込むことで作れます。置いたパーツは無くなってしまうので、木や石などすぐに作れるものを使いましょう。


作成した金型は金型チェストに入れておくとインベントリを圧迫しません。
色々な種類の金型を作っていくと結構かさばるので、アクセスしやすい場所に置いておきましょう。


溶融器の自動化


溶融器はレバーとホッパーで簡単に自動化が行えます。
溶融器の上と鋳造台の下にホッパーを置き、蛇口の横にレバーを置きましょう。その後レバーをオンにすれば、自動でインゴットが作られ始めます。
乾式製錬炉


乾式製錬炉はマルチブロック式の装置で、溶融器よりも多くのアイテムを一気に溶かすことができます。溶融器だとアイテムの加工に時間がかかるので、早めに乗り換えたいですね。
乾式製錬炉は長方形なら形は自由で、最大サイズは16×16×65。サイズが大きくなるほど燃料の効率が悪くなってしまうので、最初は小さめのサイズから始めてみましょう。
乾式製錬炉には
- 焼成石系のブロック
- 乾式製錬炉コントローラー
- ドレン
- 燃料タンク
が最低限必要になります。ドレンに蛇口を付けて液体を搬出するので、アイテムの加工量を増やしたい場合にはドレンは何個か用意しておきましょう。
焼成石と乾式製錬炉コントローラーの作り方は少し特殊で、鋳造鉢にブロックを入れ、溶融器で溶かした液体を注ぐ必要があります。具体的なレシピはレシピMODで確認しましょう。


乾式製錬炉の使い方は溶融器とあまり変わりません。溶融器は固形燃料で加熱しましたが、乾式製錬炉は溶岩などの液体燃料を使います。
また、乾式製錬炉では複数の種類の金属を溶かすことができます。
乾式製錬炉内に複数の液体がある場合には、一番下の液体が優先して搬出されます。GUIを開いて液体をクリックするとその液体が搬出されるようになるので、覚えておきましょう。


合金
Tinkers Constructでは特定の液体を組み合わせて合金を作ることができます。合金は強力なツールの作成やアップグレードに要求されることが多いので、作り方を覚えておきましょう。
合金は乾式製錬炉内に特定の金属を溶かすことで作ることができます。例えば金と銅を溶かすとこの2つが自動で合成され、ローズゴールドが作られます。


どの組み合わせでどの合金が作れるかはレシピMODで確認しましょう。



勝手に合成されたくない!という場合にはネザーの素材から作れる鋳造炉を使いましょう。
合金炉


合金炉は合金の作成専用の炉です。鋳造炉では合金を作ることができないので、合金炉もセットで作る必要があります。
使い方はシンプルで、焦熱石の合金炉の左右にインゴットゲージを、下に燃料タンクを置いて、左右のインゴットゲージに液体状の金属を入れましょう。
合金炉では金属を溶かすことができないので、バケツや銅缶・チャネルで輸送してあげましょう。

