【Mekanism v10】大量の水蒸気とエネルギーを生み出す「核融合炉」の組み立て方と使い方

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核融合炉はD-T燃料を使って大量のエネルギーを生み出すことができるマルチブロックです。無限資源だけで動かすことができるため一度作ってしまえば安定してエネルギーを得られるのが魅力。

このページではそんな核融合炉の組み立て方と使い方についてまとめていきます。

目次

空冷と水冷について

核融合炉は空気で冷やす空冷方式と、水を使って冷やす水冷方式の2つから冷却方式を選ぶことができます。

空冷は核融合炉の温度が高くなるため、核融合炉自体の発電量が多くなるのが特徴。水冷と比較すると4倍の発電量になります。より少ない資源でエネルギーを得たいときは空冷を使いましょう。

水冷方式は核融合炉自体の発電量は少なくなりますが、生成された水蒸気を使ってタービンでの発電も行えるのが特徴です。タービンを追加で作る必要はありますが、総発電量は空冷よりも高くなります。

どちらを使うかは好みや目的にもよりますが、鉄に余裕があるならより多くのエネルギーが生み出せる水冷で作るのがおすすめです。最初は空冷で動かして、エネルギーが足りない・鉄に余裕が出来たら水冷に切り替える、というのでも大丈夫だと思います。

ちなみに、空冷を最低効率で動かした場合は400kFE/tのエネルギーが得られます。実際にはもう少し高い効率で動かすことになるでしょうし、拠点の機械ように核融合炉を作るなら空冷でも十分かもしれませんね。

核融合炉の組み立て方

核融合炉は以下の手順で作っていきます。

  • D-T燃料の作成
  • 核融合炉の組み立て
  • レーザーの設置

今回は空冷で作るためタービンは作りませんが、水冷にする場合はタービンが追加で必要になります。タービンに関しては個別に開設した記事があるのでそちらをどうぞ。

D-T燃料の作成

まずは核融合炉の燃料となるD-T燃料を作成しましょう。D-T燃料を作るためには重水素と三重水素の2つが必要になります。

重水素は重水を電気分離機で加工することで得られます。フィルターアップグレードを付けた電動ポンプで重水を汲み上げ、それを電気分離機に搬入するだけですね。

三重水素は加温蒸発濃縮プラントで得られる液体リチウムを化学物質にし、それを太陽中性子反応機で加工することによって得られます。

インダクションマトリックスの作成でリチウムの粉の加工ラインを作っている場合はそこから引っ張ってくるのが手っ取り早いですね。

重水素・三重水素が作れたら、この2つを化学混成機で加工してD-T燃料を作成します。

D-T燃料ができたら、これをホールラウムに充填します。充填したホールラウムは核融合炉を起動するときに必要です。

核融合炉の組み立て

燃料の用意ができたら核融合炉の組み立てに入ります。核融合炉の形は少し特殊で、各面を下の画像のような形で作っていきます。中心の十字の部分は反応炉窓が使え、また、必要に応じて核融合炉ポート・核融合炉論理アダプターに置き換えられます。

側面のうちいずれかには、レーザーフォーカスマトリックスを設置しておきます。このブロックは核融合炉を起動させるときのレーザーの照射先になるブロックです。

また、側面や上面には任意の数の核融合炉ポートを組み込んでおきます。空冷の場合は入力側を2つ、出力側を1つ組み込んでおきましょう。水冷の場合には水の搬入口と水蒸気の搬出口が追加で必要になります。

上面の中心には核融合炉制御装置を置きましょう。制御装置の場所は固定で、必ずここに置く必要があります。

レーザーの設置

最後に起動用のレーザーを準備します。まずはレーザー増幅器を設置し、赤い面がレーザーフォーカスマトリックスに向くように回転させます。

次に、レーザー増幅器のGUIを開き、最小の値を400MFEに変更してください(Jの場合は1GJ)。ここの設定が間違っていると核融合炉が一生起動しないので注意しましょう。

最後にレーザー増幅器に集まるようにレーザーを設置します。1台だけだとかなり時間がかかるので複数のレーザーを使うのがおすすめ。レーザー増幅器の数を増やせば、その分たくさんのレーザーのエネルギーを集められます。

先頭のレーザー増幅器にレーザが集まるように設置しましょう。

核融合炉の使い方

ホールラウムをセット

上面に設置した核融合炉制御装置を右クリックすると、GUIを開くことができます。中央にあるスロットに、D-T燃料を充填したホールラウムをセットしておきましょう。

重水素と三重水素の搬入

核融合炉は炉内で重水素と三重水素を使って燃料を作成してくれます。なので、核融合炉ポートから2つを搬入し、注入レートをお好みの数値に変えておきましょう。

注入レートは2~98の偶数を設定できます。高い値にすれば発電量は増えますが、重水素・三重水素の消費量も多くなります。

また、水冷で動かす場合には注入レートを4以上に設定しておく必要があります。一度水冷で起動させれば、その後は注入レートを2に落としても問題ありません。

レーザーの照射

起動の準備が出来たら、レーザーにエネルギーを搬入しましょう。しばらく待って400MFEが溜まるとレーザーが照射され、核融合炉が起動します。

D-T燃料の直接搬入について

核融合炉はD-T燃料を直接搬入することでも動かすことができます。ただしその場合は設定した注入レートを無視して発電を行うので、取り扱いが難しくなります。

ちなみにJust Enough Mekanism Multiblocksを確認してみると、D-T燃料の最大受付量は1000mb/tで、発電量は200MFE/tの様です。

ここまでくるとエンドコンテンツの域ですが、チャレンジしてみるのも面白いと思います。

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